シャビエル順調!ボール蹴った!!
11日千葉戦 ホーム最終戦復帰へ照準
自主トレで軽快にボールを蹴るMFシャビエル=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(青山直樹撮影)
 J2名古屋グランパスのMFガブリエル・シャビエル(24)が31日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで自主トレし、左太腿裏の肉離れからの順調な回復をアピールした。15日の湘南戦で負傷し戦列を離れたが、この日はスパイクを履いて軽快にボールも蹴った。ホーム最終戦となる11月11日の千葉戦(豊田スタジアム)で、復帰する可能性が高まった。
 最強助っ人が実戦復帰への階段を一気に登ってきた。この日、チームはオフだったが、シャビエルはトレーナーと通訳を伴って自主トレ。約20分間ランニングすると、その後はスパイクに履き替えてダッシュ。続いてボールを使って対面パスもこなし、最後は中距離のパスを問題なく蹴った。
 先週の公開練習では一度もピッチに姿を見せておらず、この日からトレーニングの強度を大きく上げた。シャビエルは「状態はすごく良くなっている実感がある。ボールを使った練習も始められたよ」と上機嫌だった。
 クラブの公式発表はないが、当初は全治まで約1カ月と見られており、状態次第で復帰がシーズン最終節までずれ込む可能性があった。本人は復帰時期の明言を避けたが、「できるだけ早く戻りたい」と意欲。さすがに次節の岡山戦は厳しいとみられ、千葉戦に照準を合わせるのが現実的だ。
 今夏に加入し、14試合で7得点14アシストという驚異的な活躍を見せてきた。離脱後に迎えた長崎戦は、シモビッチのPKによる1得点のみ。前節は最下位の群馬に4得点したものの、やはりシャビエル不在では心もとない。順調な回復は昇格への強烈な追い風だ。
 肉離れは再発の危険もあり、慎重な判断が求められる。「サポーターの方々が期待して、優しくしてくれて、とても幸せ。状態をコントロールして、相談した上で復帰を判断したい」。ホームで魔法をかける瞬間を、大勢のサポーターが待っている。 (青山直樹)