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東京湾・湾奥地区でマダコ大発生今年は大当たり年!陸っぱりも爆釣
2019年07月09日

若洲海浜公園では0・45キロが上がった!

 6月18日の本紙で紹介した通り、今シーズン東京湾内はマダコの大当たり年になっているが、特にすごいのが湾奥地区。6月に入ってから、各堤防や釣り施設の調査釣行を始めたが、どの釣り場も例外なく大爆釣! その釣れっぷりといったら28年前の東京湾マダコ大発生をもはるかに超える、まさに異常事態と呼べる状況で湾奥のマダコ船などは早々に上限数を設けて自主規制に乗り出すほど。そんな各現場から最新マダコ事情をお届けしよう。(爆釣天国 池田健吾)

 マダコ大発生になった背景には冬から春にかけての少雨により湾奥の塩分濃度が高まったことが考えられる。私が湾奥で釣りを始めて30年以上たつが過去にマダコの当たり年が2回あった。
 1回目はオールドファンには懐かしい今から28年前、1991(平成3)年の夏。この時は船釣りでは連日船中200杯以上という爆発的な釣果が続き、堤防では投げ釣りもヘチ釣りも次々にタコが掛かってきてしまい湾内はマダコであふれた。釣具店の店頭からはタコテンヤが一斉になくなり、困り果てて私も自作したのを覚えている。
 次に爆釣したのが5年前、2014(平成26)年の夏。この時は当連載でも取材、爆釣して報告したので覚えている方も多いだろう。これらの年は、いずれも春にかけて極端に雨が少なく水不足が心配された年。今年も雨が少なく湾奥の塩分濃度が例年に比べて濃くなったことがマダコ大発生につながった要因といえよう。

◆爆釣

<釣行リポート> 6月5日は午後から本牧海釣り施設へ釣行。開始早々から怒濤(どとう)の入れ掛かりが始まり、約2時間で自主規制上限の20杯をクリア。小型はリリースをしながら結局17時ごろまでに0・5キロを頭にカウントのみは28杯を数えた。
 翌週11日は新規ポイント開拓も含め各所を巡った。根岸港、横浜港内などをリサーチしたがどこでもマダコは顔を出し、再び訪れた本牧では午前中の2時間入れ掛かり。
 続いて向かったのは28年前の大爆釣劇の際に通った思い出のポイント、京浜港・末広町岸壁でも期待通りの爆釣となり2時間で28杯。この日はリリース含めカウントは計42杯に。

◆横浜港沖堤防 初心者でも20杯

 続く18日は再び新規ポイント開拓をもくろみ横浜港沖堤防へ釣行。渡船利用となるため中・上級者向けとなるが、ここも期待通りの魚影ならぬタコ影で朝の1時間半で上限クリア。釣れたタコは生かしておいて、良型と入れ替えフィッシングを楽しみ14時までにカウントは68杯を記録。
 21日はマダコ釣り初めてという上州屋新宿店のスタッフを連れ、再び横浜港沖堤防へ。彼は初めてにも関わらず開始早々から次々とヒットさせ昼前に上限クリア。私も1・2キロ級交じりで上限クリアと、二人ともマダコ釣りの楽しさに魅了された。

◆都内若州海浜公園 0・45キロ頭に2時間20杯

 私の元にさらなる湾最奥部の信じがたい場所からも爆釣報告が入った。マダコ実績がほとんどない都内・若州海浜公園だ。早速取材釣行に向かったのは28日。ヘチ際に仕掛けに落とすと着底と同時にいきなり前アタリ。
 アワセを入れて巻き上げると0・2キロ級のマダコをゲット。続いてすぐに0・45キロがヒットして、ここもまさにマダコが湧いている感じ。ただ、川崎や横浜方面に比べるとやや遅れている印象で小型も多くその分、長期にわたって楽しめそうだ。0・1、0・2キロ級はリリースしながら2時間でカウントは上限をクリア。
 今シーズンは釣れ過ぎ要注意! あまりの釣れっぷりに私も湾奥の乗合船に習って上限を20杯として自主規制に乗りだしたが全ての釣行が短時間で上限をクリア。資源保護の観点からも小型リリースを心掛け、節度を持った釣行をお願いする。

◆重めオモリでエギングやタコエギ

<釣り方> 堤防マダコタックルは船釣りと同じテンヤスタイルの他、最近では手軽に楽しめるエギングやタコジグスタイルもはやっている。ただ、いずれにしてもいえるのは湾奥は潮流が速い場所も多いため、重めのオモリを使用した方がアタリが多い。
 詳細は図を参照。釣り方は海底に仕掛けを降ろしてオモリを一点に置いたまま小刻みに動かし続けて誘う。よく「小突く」という表現が用いられるが、これはオモリで海底をたたくのではなくオモリを支点にして仕掛けを動かすという意味。
 オモリが海底から離れてしまうと極端にノリが悪くなるので注意。アタリはゼロテンションの状態でピタリと静止させた竿先がかすかに動いたり道糸にサワリを感じる。アワセを入れて重みを感じたらリーリングするだけだ。