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<池田健吾の爆釣天国> 剣崎沖イサキ、今年はデカイ!

2020年07月03日

体高があるのが松輪イサキの特徴だ

 今年も剣崎沖イサキの季節がやってきた。関東屈指の好漁場として知られる剣崎沖は潮流が極めて速く、そこで育ったイサキは身が絞まり脂乗りもバツグンで別名「松輪イサキ」と呼ばれ、松輪サバと共に高級料亭などでも一目置かれる超ブランド魚だ。その貴重な資源を将来にも残すため釣期は6月1日~8月31日までのわずか3カ月。そんなイサキに会いに、お膝元の松輪港「成銀丸」から出船した。 (爆釣天国 池田健吾)

◆解禁日から好スタート!中盤から上昇ムードで良型多し!!

 今年も無事解禁を迎えられたのは、うれしい限り。曇天を好むイサキとあって例年、梅雨入りと同時に釣果が上昇するパターンも多いが、今年は解禁日から好スタートを切った。その後、梅雨入りが遅れ、多少ムラはあったものの梅雨中盤からは釣果は上昇ムード。特に今年は例年以上に良型が多く期待が持てるシーズンとなっている。
 ただ、人気が高い激戦区なだけにイサキのプレッシャーが高く、シビアで他地区のイサキ釣りとは一味違い一筋縄ではいかない。そこで当地にあったベストタックルと釣り方が必要となってくる。

◆指示ダナ内にいるイサキを食いが立つタナ=真ダナに連れてきて食わせるイメージ

 剣崎沖ではライトタックルを使用し付け餌は使わず、ライトウイリーシャクリが基本だ。竿は1・5メートルくらいのライトタックル五目竿が使いやすい。
 リールはタナが浅いため小型両軸リールが主流。道糸はPE2号以下が指定。ビシは潮流に合わせて50〜60号を使うが、サイズは規定でサニービシFLまで厳守。号数の違うビシを用意するより50号を用意して、潮流に合わせて装着が自由にできる足しオモリのプラスミキサーを用意するのが便利だ。
 その他はタックル図を参照。仕掛けはウイリー3〜4本針で市販品ならヤマシタ・FIU4Aがオススメ。ただ、配色で釣果に差が出るため仕掛け作りに自信のある人は自作がオススメ。
 気を配りたいのは針の色とサイズ、ウイリーのカラーリングだ。針が大きいと極端に食いが悪くチヌ針なら1号がいい。針色は天候や巻くウイリーのカラーに合わせて白、金を使い分ける。
 カラーリングも一般的に使われることが多いグリーン、ホワイト、ピンクだけではシビアな剣崎イサキには通用しない。その日の天候や潮色に合ったカラー選択が重要で私はグレー系、ワインレッド、ライトブラウン系、モスグリーンなどのオリジナルウイリーで好釣果を得ている。オリジナルウイリーは全35色あり、興味のある方はHP「池田健吾の爆釣天国」内にカラーチャートを公開しているので参考にしていただきたい。
 ハリスはイシダイ、メジナなどの外道に備えて2号が無難。
 剣崎沖におけるタナ指示は他地区に比べ広く出されることが多い。それは海底の起伏が非常に激しいが故。だからといって、その範囲内ならどこでも食うと思ったら大違い。
 通常イサキ釣りというとコマセを振り、指示ダナに合わせて待つのが基本だが、剣崎イサキの場合は指示ダナ内にいるイサキを食いが立つタナ(真ダナ)に連れてきて食わせるイメージ。その真ダナをいかに早く見つけられるかが、釣果を左右する。

◆終日アタリ続き38センチ頭に計49匹

<釣行リポート> 6月19日、朝から雨だったが平日にもかかわらず集まったイサキファンを乗せ出船、定刻午前5時30分に剣崎名物のフルスロットルスタート。航程8分で剣崎沖の吉野瀬に到着した。高根のてっぺんを陣取り開始の合図。タナは10〜18メートル間を30センチ刻みでシャクるように指示が出た。
 まずは「池田式爆釣ウイリー針オリジナルカラー全35色」の中からパターン1=写真(A)。(HP内オリジナル仕掛けカラーチャート参照)をチョイスしてスタート。すると1投目から16メートルでアタリ。軽くアワセて上がってきたのは、抱卵中で腹パンパンの30センチ級の幅広イサキ。
 続く投入ではビシを16メートルで止めて、さらに高いタナで食うように上へシャクってくると13メートルで竿先がズドンと沈むアタリ。これまた上がってきたのは32センチ級の良型。暗い空を好むイサキには雨天が好都合で、海面を激しくたたく雨粒が警戒心を解いたのか、開始早々から入れ食い。型も25〜30センチ級主体でタナもどんどん上がって、ついには9メートルでもヒット。
 午前8時ごろからは潮流もさらに速くなり始めて、シャクった後の待ちの時間と配色でアタリの出方に差が出始めたので配色パターンを2=写真(B)=に変更。すると再び活発に食い出して時折35センチ級も交じり、気を抜けない状況。
 アタリは終日続き22〜38センチ49匹とタカベ2匹で大型クーラー満タンと大満足な一日となった。今シーズンの剣崎イサキはとにかくデカイ! 産卵前の梅雨明けまでの釣行がオススメだ。
<船宿メモ> 成銀丸=(電)046(886)1719。イサキ乗合料金は船宿に問い合わせを。出船は午前5時30分。
<交通> 車が便利。横浜横須賀道路を佐原ICで降り、三浦方面へ右折。野比を経由して海岸沿いの国道134号と県道215号を三崎方面へ向かうと松輪港に到着する。船宿は港の入り口を入って左側。

(A)ウイリーカラーリング・パターン1 左から茶系、深紅系、白系、薄茶系 左が先バリ

(B)ウイリーカラーリング・パターン2 左から薄緑系、青系、橙系、紫系 左が先バリ