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<正見真一郎のつり初釣戦!>清遊湖で難敵・ヘラブナに挑む

2021年10月05日

やけに引きが強いと思ったら、今日イチ大きくて美しいヘラでした!

 4回目のターゲットはヘラブナ。肩慣らしのお手軽魚種からハードルを一気に上げて、バリバリの人気選手との激闘開幕です。舞台も腕自慢のベテランが集う千葉県柏市の管理釣り場「清遊湖」。面白さも難しさも一気にレベルアップしそうです。金魚やコイを仕留めた強運を頼みに「ドへらい奴が現れた!」とうならせたいところですが、デスクは「運だけでは通用しない釣り。心して掛かってください」と脅し文句…いえキツめのアドバイス。今までにない難敵との真剣勝負、どうなることやら!

◆頼みの綱は親切丁寧なレクチャーとレンタル道具

 今回お世話になった清遊湖さん。本紙釣り面「速報」欄にも名を連ねていて、ご存じの方も多いのでは。こちらにはヘラ釣りに必要な道具一式がそろったレンタルセットが置いてあるので、記者も利用させていただきます。
 笑顔で迎えてくれたのは渡辺泰寛オーナー(45)。いつも電話で情報を提供していただいていて、お目にかかるのが楽しみでした。
 初めて訪れた清遊湖。豊かな木々に囲まれ、まるで野池のようで気持ちがいいです。水面積は約5000坪と広く、中央、東西南北の5つの固定桟橋が設置されています。
 あいさつをすませ、午前9時30分、いざ入釣。最初はスタッフの三ツ木正幸さんから手ほどきを受けます。記者の釣り座は中央桟橋93番。すでにレンタルセットの道具がセッティングされていて、すぐに竿が出せそうです。これは、ありがたい。本日挑戦するのは8尺竿のチョウチン、両ダンゴの釣り。入門にはピッタリだそうで。餌はマルキユーの新商品「カクシン」。餌持ちがいいからと選んでくれました。
 「粉と水は4対1」と餌作りに取り掛かるスタッフ三ツ木さん。じっくり手元を見て覚えます。針は6号でハリス0.6号上20センチと下30センチ、長さが違うサクランボ状の仕掛けを投入して戦闘開始です。

◆予想外!?初ヒットは開始30分でもお後はドタバタアワセで四苦八苦

 表層に魚がいっぱい。「働かない魚。音で集まる」と三ツ木さん。おこぼれ頂戴のシンクロ・スイミングチームに餌を横取りされてはたまりません。「遠くを狙って」の指示通り、うまく前方へ着水させ、水面下に潜む働き者の精鋭チームを狙って集中です。
 ウキとの根比べは何度か経験済み。小刻みな動き(ヘラ用語でカラツン)で釣るスゴ技への挑戦は、まだ先の話でしょう。何回かウキが沈んでは逃したあと、ガツンと消し込みが。記念すべき生涯初ベラは、竿を出して30分ほど。コイ釣りで教わったように、水面上に口を出させてたぐり寄せます。
 「こんなに早く釣れると思ってなかった。カメラ出すから待ってて」とうれしい悲鳴の同行デスク。一方、三ツ木さんはさすがプロ。「のまれちゃってますね。いま針外しを持ってきます」と釣れた魚に気配りです。どうやらアワセのタイミングが遅かったようで…。ヘラにゴメンと謝りました。
 その後は昼食までに3匹追加。「いい調子」と浮かれていたら、そこから数が伸びません。玉網エリアに寄せた“安全牌”をバラシたり、早アワセに何度もスカされたり…。相手が一枚上手のようで歯が立ちません。
 14時過ぎ、三ツ木さんが付け替えてくれた餌で7匹目。「今日の一番じゃない。1キロ級かな」。これが最後のほめ言葉になりました。「10匹頑張りましょう」という声援むなしく、15時半の閉場アナウンスで終了。
 「速報」欄では「ヘラ 30〜40センチ スソ7匹 中央桟橋93番。東京中日スポーツの正見某が2・4メートル竿チョウチン、両ダンゴ」でしょうか。いばれる数字ではありませんが、とりあえずベストは尽くしました。
 「既存の池や沼ではなくヘラブナ釣りのために掘ったところ。初心者も歓迎です。また挑戦してください」と渡辺オーナーの温かいお言葉。
 なかなか簡単にはいかなかったヘラ釣り。それゆえ1匹食わせて取り込めた時の感動はデカい。楽しさと奥深さをヘラから教わりました。

◆清遊湖お楽しみランチタイム

 11時半に桟橋へ届けてくれるおいしいお弁当。唐揚げ(600円)、カレー(500円)、うどん(同)の3種類。業者に頼らない手作りです。迷った末にカレーとうどんを両方オーダー。“山分け”用の容器を記者が持参しデスクと半分こ(容器は持ち帰りました)
 カレーは辛からず、甘からずで家庭の味。うどんは揚げ玉&ネギが浮いてさっぱりテイスト。
 釣りは両ダンゴ、お昼はウドンセットですな(笑)。

◆感謝と許しを忘れずに

 帰り際、池の片隅に魚の供養塔を発見。「針が目にかかることが結構ある」。常連さんのひと言がグサリ。記者もデスクも魚に迷惑なスレがありました。食用には不向きなヘラのその後も気になるところ。記者も「今日はありがとう」と手を合わせました。面白うて、やがて悩ましきヘラブナでした。
<釣り場メモ> 清遊湖=(電)04(7193)1255。柏市金山206の1。営業時間は6時半〜15時半。
 【入園料】 月曜〜土曜と祝日は大人2000円、半日(11時〜)1600円。日曜は大人2500円、半日(11時〜)2100円。女性は1600円(全日)、高校生以下は1000円(全日)。
 【交通】 車が便利で常磐自動車道、柏ICで下り、国道16号を千葉方面に進み、国道6号を越え、藤ケ谷交差点の次のT路地(左正面上に清遊湖と書かれた大きな看板がある)の交差点を左折して道なりに進むと左側に駐車場がある。
<レンタルセット> 今回、手ぶらでヘラ釣りに挑戦できたのは清遊湖にレンタルセットがあったから。
 仕掛けの付いた8尺竿、竿掛け、玉網、座布団、ボウルなど餌作りの道具一式が1500円で借りられる。餌は別途で今回はマルキユーの「カクシン」(1000円)を購入した。
 「おひとり様やグループ…いろいろな方が利用されます。最初、レンタルで一通りヘラ釣りを覚えて、次はご自分で道具をそろえて再訪されるお客さんもいますよ」と渡辺オーナー。数は3セットなので事前に予約しておくと安心だ。