関東で釣る人へ!釣果が早い!中スポ釣りナビ

HOME

釣りニュース(関東)

<ブチさんの楽笑釣行> 東京湾マゴチ、今年は期待十分!

2020年02月27日

なかなかのサイズが上がり満足そうです

 不細工な外見からは想像のつかないほど美味なマゴチ。「今年は多いよ!」と聞きつけたのが2月中旬。そこへ金沢八景「一之瀬丸」が昨年より1カ月早くマゴチ乗合を開始するということで早速、今期の模様を探りに伺った。 (ダイワ・フィールドテスター・田渕雅生)

◆海水温が高く今月中旬から

<概況> 以前、東京湾ではメゴチやハゼを餌にしたマゴチ釣りが主流で釣期は初夏~秋口だった。「マゴチはナギを釣れ!」ともいわれ、灼熱(しゃくねつ)の真夏の日差しを浴びながら釣りをすることから「照りゴチ」と呼ばれた。
 しかし最近ではサイマキ(車エビの子)を餌に使用するため、ほぼ周年ターゲットにすることができる。例年では水が温む4月ごろからスタートするのだが、今年は海水温が高いまま推移しているせいか、三浦半島側、内房側ともに2月中旬からの早いスタートとなった。
<釣り方> 定刻7時出船だが、一之瀬丸では出船前に渡辺船長の「釣り方レクチャー」があるので、ビギナーのみならず、何度か経験されている方も一緒に聞いておいて損はない。いや、もしろ「必見!」といっても過言ではないので、少し早め(出船時間の1時間くらい前)に船宿に行かれることをお勧めする。
 要点は<1>餌の付け方、<2>タナの取り方、<3>アワセ方。とても丁寧に分かりやすくレクチャーしてくれる。
 <1>餌のサイマキは乗船料金に5匹含まれている。追加は船で1匹100円で購入する。5匹ずつ購入して足元のバケツに入れておくと弱りにくい。さて付け方。目の上の角を半分弱折る(全部折ってしまうと弱りやすい)。次に裏返して口の少し前のくぼみから針先を刺し、残した角で針先を隠すように、針先を少しだけ出して留める(カエシまでは出さない)。そして投入時に元気に泳いでいるかチェックする。
 <2>投入したらオモリを着底させ、竿先が海面に付く位置でしっかり糸フケを取る。そして竿先を海面から1メートル上げた位置でアタリを待つ。
 <3>アタリの出方はさまざまだが大別して3種。
A・コツコツッと竿先に軽いアタリが出るケース。
B・ゴンゴンッと竿の真ん中付近まで重みが乗ってくるアタリ。
C・根掛かりのような、ただ重みだけがあるアタリ。
 いずれの場合にも、アタリがあったら即アワセは禁物! 50センチほど、ゆっくりと竿先を送り込んで5秒ほどステイ。今度は50センチゆっくりと竿先を上げてくる。この上げ下げの動作の間にマゴチから答えが返ってくる。軽いアタリから重量感のあるアタリに変わったら、迷うことなく思いっきりアワセを入れる。
 上顎の硬いマゴチなので、しっかりとアワセを入れないとフッキングしない。フッキングしたら一定の速度でリールを巻き、オモリを竿先のすぐ手前まで巻き取って竿を立てるとタモ入れしやすくなる。
 全長1・5メートルの仕掛けに対してタナ取りは底から1メートルが基本。潮流がない、または緩い時は竿先の上下でタナ調整するよりは、ハリス長を10センチ単位で短く詰めて調整した方がタナぼけしにくい。テンビン付きのオモリを勧めないのは、テンビンの長さ分タナが下がるのと、潮流が速い時に潮受けして流される分、タナがズレるから。

◆どの釣り座にもヒット!終盤ヒラメも

<当日の状況> 八景~富岡沖の水深20~25メートル。いずれも港から航程10~15分の近場ポイント。八景島シーパラダイスのジェットコースターがハッキリと見える近さだ!
 マゴチの開幕を待ち構えていた常連客を含む10人を乗せ、定刻7時出船。開始間もなく右舷胴の間で船中1匹目が釣れた。次の流しではトモ寄りのお客さん3人が立て続けにヒット! 次の流しでは前よりがヒット! そして私にも今期第1号が来てくれました!
 どの釣り座でもマゴチがアタリ、前評判通りの釣れっぷりだ!
 マゴチの前アタリから本アタリ、そしてアワセが決まると、渡辺船長が五輪の短距離選手ばりの猛ダッシュでタモ入れに来てくれるので安心だ。そのため釣り座にはクーラーやバッカンなどは置かないようにしたい。釣れたマゴチは船のいけすに入れて生かしておき、下船後船長が神経締めしてくれる。
 そんなこんなで盛り上がった船上。終盤にはヒラメも上がった。今の時期が一番食味がよいといわれるマゴチ。この日は、10人で良型中心に58匹の釣果だった。
 今年は例年以上にロングランで楽しめそうだ!
<タックル>
【ロッド】極鋭コンセプトゲーム L MH-235AGS
【リール】ティエラ IC 100XHL
【ライン】UVFメガセンサー12ブレイドEX・Si 2号
<渡辺船長のお勧め> 竿は2~2.4メートル程度。マゴチ専用竿以外なら穂先の感度がよく、胴に張りがある一つテンヤ用の竿(ベイトリール仕様タイプ)。リールは一日中手持ちで疲れにくい小型両軸リール。PEラインは2~3号を推奨。オモリは15号使用が基本。潮が速い時は20号を使用することもあるので両方準備しておきたい。一之瀬丸では鋳込みテンビンより三日月型オモリ、もしくはアオリイカや餌木スミイカで使用する中オモリを推奨している。
<船宿メモ> 一之瀬丸=(電)045(782)3714。マゴチ乗合料金は9800円(サイマキ5匹付き)。女性は6000円。集合時間は車は6時30分、電車は6時50分。
<交通> 電車利用は京急電鉄の金沢八景駅から徒歩で約5分。車の場合は横浜横須賀道路を朝比奈ICで降り、六浦交差点方向へ。左折した後は国道16号の瀬戸神社前交差点を右折。約100メートル先の右側に船宿がある。駐車場完備。