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早春の沼津港をウォッチング! ウルメ、小サバ回遊に良型カワハギも

2020年03月27日

普段ならクロダイやメジナを狙う釣り人で竿の放列ができる白灯堤内向き

 「まだ小さいけどウルメイワシや小サバが回遊を始めたよ」-。地元からの情報に21日、静岡県沼津市の沼津港へ出かけた。早朝にはこの小魚を狙う30センチ以上の大カマスも出ているとか。港から続く富士海岸千本浜では良型カワハギも釣れていた。 (中日釣ペン 黒野善弘)

◆富士海岸千本浜 25センチカワハギ

 沼津市の千本浜公園に近い長谷寺を参拝。冠雪の富士山を見ながら千本浜(図<1>)へ向かう。広い浜では5人が投げ釣りをしていた。「シロギスにしては季節が早いな」と思いながら釣果を尋ねてみた。
 「まあまあの型が来たよ」と、見せてくれたのは25センチのカワハギ。釣り人は同市の川口高義さん(64)。午前6時から竿を出し、1匹目はハリスを切られるも2匹目はキープできたという。
 餌はアカイソメでキス針6号。オモリ30号で絶えず誘っていた。川口さんによれば、これから4~6月はシロギス、7月以降は遠投カゴでマダイやソウダガツオ、ヒラソウダ、イナダなど青物を狙うとか。
 次は沼津港の外港入り口(図<2>)へ。岸壁は家族連れが多い。見ていると、地元の人が来てのべ竿4・5メートルを取り出し、これにサビキを結んで投入している。コマセはなし。すると、次々に小さな魚体がキラキラと輝き始めた。
 「ウルメが釣れ始めたので来た」と言うのは同市の小川さん(65)。30分ほどで50匹くらい釣っていた。「唐揚げで一杯やる」と言い残して帰っていった。
 周辺で釣っている人はサビキ仕掛けが1~3号と小さい。ウルメも小サバも5センチ前後と小さいので、4号以上では釣れない。できればファイバー付きサビキがお薦めだ。竿は軟らかい渓流竿が合うようだ。
 正面に見える白灯堤の先端(図<3>)には10人ほどいる。のぞくと半分がルアーでイカやスズキ、あとはウキフカセでメジナ、穴釣りで根魚。早朝に20センチ級メジナが出た程度で、ルアーもヒットゼロだった。
 白灯堤基部内向き(図<4>)はクロダイやメジナの好ポイントだが、この日は釣果が見られない。サビキの人が小カサゴやタカノハダイを釣っていた。昼近くになって強風が出始めた。

◆内港の漁協奥・赤灯堤基部市場前 30センチメジナ

 波も大きくなり、大堤防に打ち付けられた波が強風に運ばれて岸壁をぬらすようになってきた。ここを切り上げて昼食でにぎわう食堂街を抜け、内港の漁協奥の赤灯堤基部市場前(図<5>)まで歩いていく。
 6人が竿を出していて全員が地元の人。しかもすべてメジナ狙い。釣果はそのうち1人のみで、30センチのメジナだった。魚は見せてくれたが「もっとガンコ(大きく)でなくっちゃ」と、名前はNGだった。
 ここはそれまで風裏だったが、強風が巻き込むように入ってくるようになった。港内の釣り人は知らないうちにほとんどいなくなり、午後2時半に切り上げた。

◆煩悩から救ってくれる長谷寺「浜の観音さん」

<寄り道> 稲久山長谷寺(とうきゅうざんはせでら)は千本浜公園の北に位置する。本尊は十一面観音で頭には慈悲慈愛と怒りの相を示し、私たちの煩悩を救ってくれている。奈良時代の名僧行基作といわれ、この像は同じ木から大和と鎌倉の三体が作られたと伝えられ「一木三体観音」といわれている。地元では「浜の観音さん」と呼ばれ、毎年4月に開帳の法要(今年は11、12日)を営む。その際、帆布120反(200畳)で作られた大観音曼荼羅(まんだら)が開帳される。

◆栗1個丸ごと入り どら焼き「栗どら」

<味> JR沼津駅南にある仲見世商店街の和菓子「ほさか」大手町店=(電)055(951)1515=でクリのどら焼き「栗どら」を手土産に購入した。昭和3年創業の老舗で、クリ1個丸ごと入ったどら焼きが大人気。ちょった小ぶりだがつぶあんとクリの相性がバッチリだ。ボリューム感もあって1個184円(税込み)は値打ち。一番人気の「栗せん」が機械の故障で製造ができないとのことだが、まだ回復のメドは立っていないようだ。不定休。午前9時半~午後7時。
<ガイド>
 電車=東海道線・沼津駅南口から沼津港行きバスで終点下車。
 車=新東名・長泉沼津ICまたは東名・沼津ICから国道246号などを経由、国道414号へ、玉江町交差点を右折して沼津港。釣具店は市内に複数ある。