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釣りニュース(関東)

<ブチさんの楽笑釣行> ヤリイカ&スルメ基本講座・後編

2020年05月21日

ジャーン!夏空の下、スルメの沖干しがズラリ並ぶ風景は爽快そのもの。潮風に吹かれ、味の方も絶品に仕上がる

 ヤリイカ&スルメ基本講座の後編は釣り方&取り込みをお届けしよう。せっかく乗せた大事なイカを逃すのは実にもったいないことである! 私の経験から学んだノウハウを記しておくので、イカ釣りに挑戦したい人に役立ててもらえれば幸いだ。これから季節は夏イカシーズンに突入! 爽やかな潮風を受けながら、みなさんヤリイカ&スルメに挑戦してください。(ダイワ・フィールドテスター 田渕雅生)

◆仕掛け投入後は竿先は下向きで操作 着底したら糸フケ取りゆっくり聞き上げ

<釣り方> 基本的にはヤリイカ、スルメも、ブランコ、直結も一緒。仕掛けを投入したら竿先を下に向ける。仕掛け着底後は速やかに糸フケを取り、ゆっくりと竿で聞き上げる。ここで乗ることを「着乗り」と呼び、最もイカが乗ってくるタイミングだ。
 乗らなかった場合は、竿先を下げた状態でオモリを海底から50センチ切り、そこからゆっくり竿で聞き上げ、竿先が頭の上まできたところで3秒ほどステイ。
 アタリがなければ、そこから一気に竿先を下まで下げてすぐにまた聞き上げ。これを4~5回繰り返してアタリがなければ20メートルほど巻き落とし。ツノ数が5本程度と少ない場合、先述の誘いを10メートルほど上まで行う。
 スルメの場合、中層に反応が出るケースも。仕掛け落下中にアタリを感じたら、サミングして落下速度を落としてみる。ちなみにダイワのシーボーグ500MJには落下速度を抑えるフォールブレーキダイヤルが装着されている。

◆「サバの下にはスルメがいる」落とし込んで止めてアワセる

 「サバの下にはイカがいる!」スルメ狙いでよくいわれる言葉だ。直結仕掛けだと、サバがいる層で「コンッコンッコンッ」とサバのアタリが感じ取れる。そのすぐ下の層にスルメの群れがいることが多い。「グッ、グッ、グッ」というサバよりも少し鈍いアタリを感じたら落下速度を遅らせ、仕掛け全長分を落とし込んだところで止めてアワセる。この中層で乗ってくるときは多点掛けになるケースが多い。

◆仕掛けより上のラインが緩まないように

<取り込み> 「イカより仕掛けを守れ!」。私が最初に船長から教わったのはこれ。
仕掛け回収時のトラブルのほとんどが、仕掛けより上のラインが風や船の揺れで緩み回収中の仕掛けやツノと絡んでしまうこと。まずは、このラインが緩まないようにすることが第一。
 私はロッドの長さ分のリーダーを付けてから中オモリやヨリトリリングを使用している。リーダーの結び目が竿先にきたところで竿を起こせば中オモリやヨリトリリングがちょうど船べりの内側で止まり、ラインに適度なテンションを加えて、トラブル回避できる。
 次に仕掛け回収時は船べりに対して半身で構えること。船べりと並行に立つと船の横揺れが吸収しづらい。

◆ツノを1本ずつ投入器へ回収

<ブランコ仕掛けの場合> ブランコ仕掛けの場合 慌てずに1本ずつ確実にツノを投入器にしまいながら回収。イカが乗っていればイカを外してから。テンションさえ掛かっていればイカはバレにくい。これをマスターできれば手返しが良くなる。再投入の際は必ずオモリまで回収してから前方に投げ入れる。
<直結仕掛けの場合> 仕掛けが緩んだり、止まってしまったらイカはバレる。かといって、必要以上に速く手繰ることはない。ゆっくり同じペースで確実に回収すればいい。と、「言うは易し、行うは難し」で、直結仕掛けの取り込みは少々練習が必要だ。

◆私からのアドバイス3点

 <1>自分が手繰りやすい幹間の長さで仕掛けを作ること。私はスルメでは幹間170センチ、ヤリイカでは150センチで作成。スルメは広いタナを探りたいのと、取り込みをゆっくりするため。ヤリイカはタナが底付近で比較的狭いのと、取り込みを手早くするため。
 <2>バレやすいヤリイカは早めの手繰りでイカごと船内に取り込む。スルメはイカを外しながら手繰り、取り込んだ仕掛けの上にイカが乗らないように気を付ける。
 <3>船長から移動の合図がなければ、オモリは船内に入れずに再投入。船側の手を高めに上げ、仕掛けを上に上げてから投入することで絡みにくくする。

◆ただいま出漁中

 東京中日スポーツ所属でヤリイカ&スルメに出漁中の船宿は次の通り。
【銚子外川】三浦丸 0479・22・6212
【銚子犬若】孝進丸 0479・23・1020
【金沢八景】一之瀬丸 045・782・3714
【長井漆山】光三丸 046・857・8338
【長井新宿】小見山丸 046・856・2310
【葉山】与兵衛丸 046・875・0220
【平塚】庄治郎丸 0463・21・1312
 なお季節がらムギイカ、マルイカも交じっていたり、地区によっては釣法や道具が違う場合もあるので、詳細に関しては直接船宿に確認を。