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釣りニュース(関東)

<正見真一郎のつり初釣戦!>江戸川放水路でハゼの桟橋釣り

2021年07月27日

ハゼからの“モシモシ”を脅してスカして40匹。釣果を手にガッツポーズ

 3回目はいよいよ釣り堀を離れて、自然環境の中へ。教習所を出て路上教習という訳です。場所は千葉県市川市の江戸川放水路、最寄り駅から歩いて行ける気軽さがうれしいです。ターゲットはハゼ。ワカサギと並んで数が釣れる魚種です。ここまで20センチ級和金三連発のキンギョ、ラストに白いニシキゴイを仕留めたコイと順調なので、デスクは「正見さんは持ってるから」と楽観的でしたが、そう甘くありませんでした。

◆期待吹っ飛ぶ強い風 なぜ?ハゼ?撃沈

 カメラ係のデスクと2人、いざ釣らんと勇んで東西線に乗ったのは梅雨の晴れ間の6月17日。妙典駅から徒歩15分の「マルヤ遊船」さんをめざします。堤防に登ると眼下にマルヤさんの桟橋とボートが見渡せました。
 おかみさんの“マルヤのかあちゃん”こと薮崎奈保子さんに初対面のごあいさつをしたところ、「風が強いので大変でしょうけど、頑張ってください」と気になる励まされ方。そういえば練馬、杉並あたりではほとんど気にならなかった風が、ここは海に近いせいかビュービュー。川面に白波も立っています。まあ、それでも何とかなるだろうと竿を借りて桟橋へ。甘い思い込みでした。
 タックルは図の通り。仕掛けが付いていてすぐ竿が出せます。夏期はこのタックルでOKですが、秋口には3メートル前後の長い竿が必要になるそうです。今釣れているのは小型主体なので針が本当に小さい。
 いざ実釣。「ブルブルって来るから」とデスクが言うハゼのアタリが全く感じられません。ボラの幼魚と覚しき群れが泳いでいますが、ハゼはいるのかなという感じ。しばらくしてデスクが1匹釣りました。3〜4センチしかない極小サイズでおまけにスレでした。その後デスクは2匹、記者はなんと0匹。哀れアブレました。ハゼ? ナゼ? の心境。「ブルブル」も1〜2回かな程度。おかみさんもまさかの0匹には驚いた表情です。「7月にリベンジさせてください」と肩を落として江戸川を後にしました。
 思えばヘラやバスなど人気魚種には攻略本が沢山用意されていますが、ハゼは「釣り入門にぴったり」とか「ファミリー向き」などとされながら具体的な釣り方の説明が少ない気がします。それは釣れて当たり前ということでしょうか?冷静に振り返ればこんな強風の日に初挑戦を試みた私が間違っていたのかもしれません。天気と生きものは人間の思い通りにならないのです。

◆5種類の必釣餌で目標10匹

 気を取り直して再釣行は7月16日。餌はバナメイエビ、ホタテ、魚肉ソーセージ、はんぺん、アオイソメの5種で挑みます。何かしらには食うでしょう。「とりあえず10匹目標」とデスクに言われましたが、前回は0で今回も初挑戦のようなもの。引き続き何とかなるだろう状態です。ただ頼もしい助っ人、磯釣り歴10年のメジナハンター、東京新聞の田原牧記者が同行することに。また0でも田原氏の釣果で写真は格好を付けられそうです。
 この日は関東地方が梅雨明けした日で桟橋は暑いのなんの。そんな中、デスクが好発進です。1匹2匹と釣果を重ねてヒネハゼもゲット。うらやましい〜。記者も30分たってようやく1匹、9センチの良型ですが「釣った」というより「釣れちゃった」という印象。まだどうすれば釣れるのかは分かっていません。それから2時間かけて9匹釣ってノルマ達成。そしてめでたく14・5センチのヒネハゼもゲット! こちらも梅雨明けして、黄金色の麦サイダーで祝杯です。
 さらに1時間で20匹到達。そして帰り際の1時間で40匹まで釣果を伸ばしました。倍々ゲームですね。なんとなく自己流がつかめたのは20匹を過ぎてからでしょうか。ブルブルが来る前のほのかなコツコツが分かってきたせいでしょう。
 ハゼ釣りは「人とハゼとの糸電話」という印象を受けました。オモリ&餌の着底後、人がまずすべきことは糸をピンと張ることです。たるんでいては通話できません。すると、竿を握る手に「コツコツ」、ハゼの「モシモシ」が来ます。その後の展開はさまざまです。即釣れたり、ハゼが糸を前後左右に動かしたり。そうでない時は人からアクションを起こします。冷酷な電話会社職員ごっこです。餌を上げたり動かしたり、「手(口)を離すと受話器を撤収する」とおどすのです。あわてたハゼが針をくわえればゲームセット。40匹釣って、これぐらいは分かりました。当コラムは次々に魚種を変えていくので当欄でハゼとは再会しませんが、釣りの工夫が他の魚種にも通用すればと願ってやみません。

◆暑さ対策万全に

 桟橋、ボートとも時季柄、熱中症予防対策は必須となる。帽子、日焼け止め、サングラス、UVカットの長袖やアームカバーなどがあると安心だ。飲み物は多めに用意し、こまめな水分補給も忘れずに。釣りに夢中になっても必ず休憩をはさみ、無理のないよう楽しもう。
 比較的、涼しい早朝に竿を出すのもいいだろう。
<釣り場ガイド> マルヤ遊船=市川市妙典1の1の13(電)090(3514)3033。営業時間は午前6時から午後4時(受け付けは午後2時まで)。火曜定休、他に悪天などで不定休あり。料金は桟橋釣りが大人1000円、子ども(小学生から高校生)500円。ボートは2人乗り3000円、3人乗り4000円、5〜6人乗り7000円など各種あり、朝8時までに来店できるなら予約が可能、他は先着順となる。貸し竿(仕掛け付き)100円、餌も販売。東京メトロ東西線の妙典駅下車。北口(東口)から徒歩で約15分。釣期は11月までの予定。
<お知らせ> もっか台風8号が接近中。台風通過後の天気次第で28日まで休業する。