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江戸前キスは冬でも美味でサイズよし! 深川「冨士見」から出船

2021年01月26日

思わず見とれてしまう20センチ超のナイスプロポーションのキス

 江戸前のシロギス姫は冬でもビューティフル。そしておいしい…。東京深川の「冨士見」では新年から乗合船をスタートさせたが、トップが50匹台を釣る日もあり、厳寒期としては釣果も上々。しかもサイズがいいのが魅力的だ。寒さに負けずしっかり誘えば、姫もビビビっと来て遊んでくれますぞ! (中日釣ペン 竹川啓二)
◆18〜20センチ級が中心
 夏の浅場で釣れるころが旬とされるシロギス姫だが、冬の落ちシーズンも大型が中心に釣れることで人気がある。
 「夏みたいにバリバリは釣れませんが18〜20センチ級が中心ですから釣りごたえは十分。日並みの良い日に来れば、まったりとしたシロギス釣りが楽しめますよ」とはシロギス船担当の登藤晃弘船長だ。
 釣り場は木更津沖を中心に中ノ瀬や富津沖などを状況に応じて狙っていく。いずれも水深は20メートル前後と初心者にもお手軽な深さだ。
◆1本バリが冨士見流
<タックル&仕掛け> 沖の小物釣りの代表ともいえる魚だけに専用竿が廉価品から高級品まで多数発売されている。長さ1・8メートル前後で「シロギス竿」と銘打ってあれば間違いないだろう。
 これにPE0・8〜1号前後を巻いたスピニングリールとのセットが一般的だが、竿下狙いならベイトタイプでも問題ない。初挑戦やこれから沖釣り入門予定の初心者ならレンタルも手軽で便利。同宿の貸し竿はラインシステムも万全で安心して使える。
 仕掛けは昔ながらの片テンビン式か最近人気の胴突き式。どちらもお好みでOKだが、初心者にはアタリがダイレクトに届く胴突き式がオススメ。ただし同宿では販売していないので使用の場合持参となる。片テンビンと仕掛けは常備。
 どちらの釣り方でも針は1本が冨士見流。手前マツリなどのトラブルも少なく扱いやすい。もちろん2本だってノープロブレム!
 餌はアオイソメで頭の硬い部分は口からのチョン掛け。胴部分は針に通し刺しして、どちらの場合もタラシは4〜5センチと夏場より若干長めが効果的。
◆船下狙いでもOK 胴突きはゼロテン
<釣り方> 仕掛けはキャストせず船下に落とすだけでも十分釣りになる。片テンビン使用なら仕掛けが着底したら余分な道糸を巻きとり、竿先を上下させてオモリで底を小さくたたく(小突く)ようにして誘いを掛ける。アタリはブルブルとかクックッと伝わるので、竿を軽く持ちあげるようにしてアワセをいれる。
 一方、胴突き式は道糸を張らず緩めずの通称「ゼロテンション」にしてアタリを待つのが基本。時折、道糸を軽くはずませてから、またゼロテンションにゆっくりと戻す感じで食いつきを聞いて(確かめて)みるとより効果的。
 アタリはブルルンとダイレクトに伝わり、まず見逃すことはない。むしろあまりの大きさにビックリアワセや強いアワセに注意だ。竿先を引き戻すようにすれば自然と針掛かりする。
<上手に防寒> 日並みが良くてもやっぱり冬は寒い! 毛糸やフリース素材の帽子やネックウオーマーで頭と首、そして足は防寒ブーツなどで保護するのが上手な防寒法。上着で着膨れするより、耐寒性の高いアンダーウエアーや使い捨てカイロが活躍する。
◆糸作りの塩昆布合え
<料理> シロギスのお刺し身といえば糸作り。そのままでも十分おいしいが、おすすめは塩昆布とのコラボ、あえ物だ。半身の状態を塩水で軽く洗って身を締めておくと味に深みが出る。水気を取り、細切りにして昆布と混ぜ合わせればOK。他にたくあんや納豆、梅肉などとあえても美味。
<交通> 東京メトロ東西線・門前仲町駅下車(2番出口)。徒歩10分。連絡すれば送迎あり。JR京葉線・越中島駅(送迎なし)や都営地下鉄・大江戸線(門前仲町駅)も利用可。車の場合は地図をファクスしてもらうとわかりやすい。駐車場は予約が無難。
<船宿メモ> 冨士見=(電)03(3641)0507。シロギス乗合料金は8800円(餌)。女性&子どもは割引あり。午前7時30分出船。貸し竿・仕掛け常備。別船はLTアジ、タチウオなど各種リクエストに応じる。要予約。
<耳寄り情報> 同宿ではお年玉企画として2万2000円で30日間シロギス船乗り放題のキャンペーンを実施中(購入は1月31日まで)。購入日から30日間有効。アジ乗合には差額の1100円で乗船できる。