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「あばれ鮎」出陣!室田名人絶賛「日本一」 岐阜県飛騨市宮川下流

2021年06月26日

筆者が釣った20センチの体高あるアユ。これが盛期になると「あばれ鮎」に

 「飛騨のあばれ鮎(あゆ)」の出陣だ-。岐阜県飛騨市の宮川下流漁協管内で友釣りが解禁された19日は、朝から終日降りしきる雨となったが、約250人の遊漁者が訪れた。試し釣りなども良く、前評判通り好釣果が続出した。同漁協では昨年からアユの買い取りも始まっており、プリプリの良型湖産アユが大量に持ち込まれた。 (中日釣ペン・餌取春義)
体高ある真っ黄に確信
 解禁当日は取材を兼ねて釣行。遊漁券、オトリを販売をしている室田正名人(71)のところで状況などを確認する。室田名人は宮川のアユにほれ込み、ここへ移住。室田名人は「日本一暴れる」とほれ込んでいる。暴れるのは元気で身の締まっている、おいしいアユの証拠だ。宮川下流アユのブランド化などに取り組んでいる。
 早速、私も川の状況などを確認しながら車を走らせる。すでに早朝から多くの釣り人だ。管内は車を止める個所が少ないのが難点だ。当然、駐車場のあるポイントは満員御礼。旧小学校前というポイントは駐車スペースがあり、そこで開始だ。時計は午前6時半を指していた。
 掛かり具合を見ていると、良く釣れている様子で、すでにお祭りモードとなっている。偶然にも釣り仲間の川瀬晃良さん(39)の姿を発見。「10匹ほど釣れました」と話していた。空いているスペースで私もスタート。竿8・5メートル、水中糸・複合メタル0・06号、掛け針は7~7・5号で4本&3本イカリを状況をみて対応できるよう数種類用意した。
 釣り場は荒瀬で、とてもオトリが入るようなポイントではないので瀬脇で泳がせると「キラン」とアタリ。18センチの黄色いきれいなアユだった。その後はポツポツと釣れるものの、入れ掛かりには程遠い。時折強く降りしきる雨で体温を奪われ、寒さで震えが止まらないほどだ。
買い取りは無休で毎日
 水位は約20~30センチほど高いようだが、ダム管理のため、ダム放水しない限り、これ以上の増水はない(ダム放水時はサイレンが鳴る)。下流に移動し、空いているポイントで拾い釣り。水深のあるポイントでは20センチの体高ある真っ黄色のアユが出た。これが盛期になると「あばれ鮎」となるのだろう。
 午後はさらに寒さを感じるようになった。水温15度だったのが、午後は2度下がって13度だ。釣り人が少なくなった午後に巻き返しをもくろんだが、釣り荒れと水温低下で私的には大苦戦を強いられ、3時ごろまでに23匹だった。
 周りの釣り人はよく釣った人で50~70匹などの釣果。この場所には偶然にもたくさんの釣り仲間がいた。みんな第一声は「寒い!」。しかし、釣果はまずまずのようで心は温かそう。川瀬さんは40匹。川瀬さんと一緒に来ていた与語富雄さん(73)は19匹だった。3人で出荷場となる漁協へと向かった。
 そこには多くの釣り人が釣ったアユが持ち込まれていた。アユの選別は室田名人が行う。大きいもので21センチほど。長寸はないが、体高があり立派なアユだ。大、中、小、ビリと分けられていくなか、小が大半を占めている感じだった。
 買い取りは無休で毎日行われる。午後4時半~6時まで。
 宮川下流の放流量は昨年より600キロ増の6900キロ(うち琵琶湖産5400キロ)。湖産パワーさく裂の「あばれ鮎」は、食べる、売るの二刀流で楽しめるシーズンに入った。年券1万円、日券2000円。(問)宮川下流漁協=(電)0577(63)2139

旧小学校前の解禁日の様子

出荷場でアユの選別に大忙しの室田名人(左)

釣果を手に与語さん(左)と川瀬さん