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釣りニュース(中部)

<ぐるっと北勢~駿遠> 鈴鹿・シーバス好機

2020年02月21日

50センチのシーバスを引き出し笑顔の榊原さん

 1月31日付の「ぐるっと」でお伝えしたように同23日、バチ(浮きゴカイ)パターンによるシーバスが例年より1カ月ほど早く現認された鈴鹿サーフ(三重県鈴鹿市)。地元の榊原慎二さんによると、今週末以降が狙い目だという。 (海老原秀夫)
 ▼鈴鹿サーフ
 「今シーズンは早く開幕した鈴鹿のバチシーバスですが、このところの冷え込みで食いが少し止まっていました。それがここにきて再上昇。短時間の実釣でしたが12日は50センチクラスを2匹、13日には同サイズを1匹キャッチすることができました」。榊原さんの声が弾んでいた。
 12、13日とも所用があったという榊原さんは、午後7時すぎに早帰り。本来ならバチシーバスは満潮(12日は20時12分、13日は20時59分=四日市港標準)からの下げが時合いとなるため、そこまで釣っていれば数は間違いなくもっと伸びていたという。ルアーはシンキングペンシル(マニック135)だった。
 12日にいきなりシーバスが食い立ったのには理由があった。11日までは西風だったのが、12日は風向きが変わって海が波立っていたというのだ。「鈴鹿の場合、西風は背後からの風で海はナギになります。フラットフィッシュを狙うには飛距離が出て好都合ですが、シーバスは波気がある方がベター。風向きの変化がシーバスのスイッチを入れるのはよくあることです」と榊原さん。
 こうなると、気になるのが今後の展望。榊原さんが注目するのが21日からの週末以降。その根拠は24日の新月だという。「今回の新月前後は風向きなどの状況にもよりますが、釣れるとみています。例年ならちょうど釣れだす時期ですし、期待が膨らみます」
 名古屋港・天白川河口(名古屋市港区)で14日午前0時半からシーバス調査をしたのは、イシグロ鳴海店(同市緑区鳴海町)の菅原さん。時合いは干潮(3時10分=名古屋標準)から上げ潮が効きだすタイミングで到来した。表層にベイトとシーバスの反応が表れるなか、良型を1匹橋脚でバラしたものの、直後の1投目で77センチのランディングに成功。ローリングベイト77クリアカラーで攻略した。
 「最近はバチ抜けの話も出ていますが、この日はバチの気配はなし。ベイトは20センチ級のイナッコと10センチ級のサッパがルアーに引っかかってきました。名古屋港では現状、バチ、小型のベイト、大きめのベイトとさまざまなパターンが考えられます。対応できるよう数種類のルアーを持参するといいでしょう」。菅原さんはそうアドバイスしてくれた。
 ▼豊浜釣り桟橋(愛知県南知多町)
 大群の回遊で長らくファンを楽しませてくれている豊浜釣り桟橋のマイワシ。さすがに一時期の爆発力こそなくなってきたというが、それでもまだ釣れているのはありがたい限り。15日午後、アミエビまき餌のサビキ仕掛けを揺らしたのは同県刈谷市の杉浦惺一郎君、太惺君ファミリー。15~20センチを27匹ゲットし、フィッシング遊・刈谷港店(同市港町)に持ち込んでくれた。
 「昼ごろに桟橋に到着した杉浦さん一家。土曜で入る場所がなかったそうですが、少し開けてもらうことができ、外向きで釣りスタート。やはり以前と比べると場所むらが激しくなっており、思うようにマイワシの釣果が伸びない状況のなか、まき餌の回数を増やすなどして対処されたとのこと。家族全員でニコパチに納まってもらえたのは何よりでした」とは同店の伊藤さんだ。
 天狗堂・知立店(同県知立市東上重原)の常連で同市の清原洋太さん、健也君(小1)親子も11日午前9時、同桟橋へ。こちらは1時間ほどでマイワシ40匹。しかも、そのほとんどが健也君の釣果だった。これには同店の上杉浩世店長もうれしそう。「健也君が頑張ってくれました。サビキの魅力はキッズでも楽しめることです。あとはライフジャケットを着用するなど、安全面だけは十分留意を」
 ▼衣浦トンネル(愛知県碧南市)
 衣浦トンネルでバチパターンが通用するかどうか調べようと6日午後8~9時、竿を出したのはイシグロ知立店(知立市上重原町)の渡辺さん。しかし、あいにく向かい風が強く定番のシンキングペンシル(マニック95など)が使用できないうえ、海面にバチが確認できない状況。仕方なく渡辺さんはローリングベイト77バチカラーをキャストした。
 2秒に1回転ほどのスロー巻きをすると、すぐさまヒットしたという。「サイズは25~40センチでしたが、やがて毎投当たるようになり、結果的に1時間で7匹でした」。バチパターンは試せなかったものの、何とか型を見られて渡辺さんはホッとしていた。
 ▼木曽川・立田大橋周辺(愛知県愛西市)
 長良川河口堰(ぜき、三重県桑名市)で2日に稚アユが初確認され、遡上(そじょう)が始まるなか、立田のマダカの動向にも徐々に変化が見られだしている。岬釣具店(愛西市佐屋町堤西)の桑山卓久さんによると、2月第2週から昼間の釣りが面白くなってきたというのだ。「その分、未明~朝方のアタリは少し落ち着いてきています。今後は稚アユの遡上が進むにつれ、日中の釣りはどんどん上向いていくでしょう」
 日中の上昇ぶりを示す釣果としては、岐阜県笠松町の杉山大治さんのそれがある。杉山さんが揖斐川・油島下流に入ったのは11日午前8~11時。手中にしたのは42センチのマダカ1匹ながら、川の雰囲気が時間とともに良くなり、これからという時に自宅から急用の電話があり強制終了。釣り続けていれば釣果はさらに伸びていた可能性があり、現に隣の人も50センチ超を引き出していたからだ。餌はアオイソメの房掛けを使っていた。
 この日は愛西市の池田実さんも油島下流へ。こちらは午前4時半から始め、37センチ前後の良型セイゴ3匹。アタリは6時50分からの15分間に集中したという。
 ▼赤羽根漁港(愛知県田原市)
 大物を求めて9日、赤羽根漁港に遠征したのはフィッシング遊・刈谷港店の常連で刈谷市の服部秀明さん。朝イチにシーバスタックルで129ミリのシンキングミノーを遠投したところ、シーバスこそ37センチ1匹にとどまったものの、サワラ70センチのランディングに成功していた。
 「アクションは早巻き+トゥイッチで、トゥイッチを入れた直後に両方とも釣れたということです」とは同店の岩木祐也店長だ。
 ▼南知多周辺(南知多町)
 天狗堂・岡崎大樹寺店(愛知県岡崎市大樹寺)の加賀雅人店長はメバリング調査をしようと7日夜、南知多をランガンした。強風に悩まされるなか、風裏を探しては数カ所のポイントを攻めていくも厳しい状況に見舞われていた。
 それでも最後の師崎周辺でようやく時合いが到来。ワーム(ガルプ)に反応を示すなか、1時間で15~17センチのメバル4匹が顔を見せていた。「冬でもアタリを味わうことができるのが、ライトゲームのいいところです」と店長。

杉浦さんファミリーはイワシを前にニコパチ

渡辺さんは調査でシーバス40センチを

昼マダカ好気配を確認してきた杉山さん

サワラ&シーバスを持ち込んだ服部さん

ランガンの末、加賀店長に来たメバル