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釣りニュース(中部)

カサゴ最高 名古屋港・仕立船

2020年02月26日

カサゴのトリプルヒットを決めた(左から)筆者、高阪さん、伊藤翔君

 名古屋港で根魚を狙おうと15日、仲間らと愛知県飛島村から仕立船で出た。出船時の船頭の予言が当たってカサゴの活性は最高。私の孫に来た28センチを頭に17センチまでを何と100匹超数え、撮影後に持ち帰る分以外はリリースした。カサゴ以外はシーバス11匹、アナゴ8匹だった。
 アオイソメを買いに国道23号沿いの餌店「明徳屋」へ。そこで仲間と待ち合わせ、仕立船「太平丸2(ローマ数字の2)」の乗船場へ車を走らせた。今回はブラーの餌釣りで4時間勝負だ。潮回りは小潮で満潮22時56分(名古屋標準)。あまり潮が動かないが「釣れるよ。こんな日が根魚には最高にいいんだ」と船頭。準備を済ませ午後6時半に出船した。
 ポイントは名港西大橋の橋脚。船を走らせること数分、ライトアップされているトリトンを海上から見上げると、日頃の疲れも忘れて気持ちが癒される。橋脚周りには無数の支柱が立ち、その周りを攻めると根魚が釣れる。私は孫の伊藤翔(小2)と初挑戦の高阪和彦さん(49)のアシストをしながら釣りをする。釣り方を一通り説明してから第1投だ。
 「底に着いたらトントンと海底を小突くように誘っては止めて」とアドバイスしていると、翔にヒット。「重いよ、メッチャ引くよ!」。その横では「オレも来たよ!」と高阪さん。いきなりのダブルヒットだ。ともに良型カサゴが顔見せ。翔のは25センチ、高阪さんのは20センチだった。
 続いて船首で釣っていた宮本アキラさん(52)にも来た。カサゴの引きを楽しんで良型をゲットしニコニコだ。その横の寺西英利さん(51)にもカサゴ。「今夜はカサゴ祭りだ」と私。ここから翔がすごかった。大人を差し置いて良型連発。型は25センチ前後とそろっていた。アベレージの18センチ前後は当たり前のように釣れて忙しい。私も釣り開始だ。
 支柱際に落とし込むと「あれ、こんなに浅かったか?」。そう思ってラインを張るとコツコツ。即合わせすると乗った。サイズは17センチと小さいがカサゴは引きが面白い。「こんな浅棚で食ってくるなんて活性がいい証拠だね」。数は釣れるがサイズが伸びない。その横では相変わらず翔が良型を連チャン。
 「何でかな? 餌も仕掛けも同じなのに」と話していると「根魚はサイズを選んで釣れないからね」と船頭が笑いながら話してくる。「それもそう。無邪気に釣りを楽しめばいいんだね」。そのうち釣れると自分に言い聞かせたものの、良型を釣りたい気持ちを抑えられず、コソコソと仕掛けをアレンジするが、当たるのはアベレージサイズばかりだ。
 高阪さんと翔に「サイズ勝負だ」と話していると翔にヒット。私と高阪さんの竿も曲がってトリプルヒットだ。サイズは翔が1番で高阪さんが2番、私はサイズダウン。「孫にサイズ負けしているよ」と高阪さんに言われたが「高阪さんもそうだろ。よく言えるよ」。船上で愚痴を言っていると船頭が一言「子どもには勝てないね」。「釣りを楽しむのが一番。翔を見習わなければ」と2人で反省しながら釣りを再開すると、水面でボイルを発見した。
 トリトンのライトの明暗部なのでひょっとしてシーバス? よく見ると小魚が襲われている。7センチのミノーに付け替えてキャストすると、1投目にヒット。抜き上げると28センチと小さいが太ったシーバスだった。立て続けに3匹釣ってカサゴ狙いに戻すと、これを見てルアーを投げ始めた宮本さんにもシーバスが来た。船頭から「今日は根魚狙いじゃなかった?」と言われたので「ちょっと息抜きだよ!」と私。「抜き上げられるサイズじゃないね」と、船頭が玉網入れしてくれたシーバスは50センチだった。
 その横で寺西さんは良型カサゴを取り込んでいたが「オレもシーバス釣りたい」とルアーにチェンジ。だが、寺西さんはバラシのオンパレード。宮本さんは連発でシーバスを上げている。すると寺西さんにも57センチのシーバスが躍った。翔もシーバスに参戦し、46センチを仕留めて大興奮だ。ボイルがなくなったところでカサゴに戻した。
 途中、宮本さんにはアナゴが続々。「何で?」とビックリしている。翔もアナゴを上げた。その後、翔は当日最長寸のカサゴ28センチがお目見え。これには船頭も「持ってる人は違うね。すごいよ翔君!」と称賛。皆から祝福されると、翔は「ヤッタ~」と満面笑みだ。10時半の終了時間を迎えたところで納竿した。仕立料金は基本4人6時間2万4000円。(問)太平丸2(ローマ数字の2)=(電)090(1989)0808
 (HUNTER・伊藤宗紀)
 ▼当日のタックル ロッド7フィート/リール2000番/ラインPE0・6号/リーダー12ポンド/オリジナルブラー3~5号
 <アドバイス> 船は揺れるので操作性を考えてショートロッドがお勧め。ブラーも各種持参して状況のあった物を使うと数が狙える。近場で気軽に楽しめる仕立船、気の合う仲間と出かけてみては。安全のためライフジャケットを着用するのはもちろん、船頭の指示に従い、楽しい釣りができるよう最低限のマナーは守ろう。