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釣りニュース(中部)

抱卵マアジ 35~43センチ3人で72匹 三重・大王崎沖

2020年03月31日

春マアジのトリプルに笑みがこぼれる筆者

 例年より早い「桜の開花ラッシュの週」となった18日、春マアジはどうかと三重県志摩市大王崎沖に仲間2人と仕立船で出た。強風と白波の悪天候のなか、3人で35~43センチの抱卵マアジ72匹をゲット。私はトリプル3回にダブル9回でマアジ36匹、43センチの乗っ込みマダイの顔も見た。仲間は船酔いで途中失速したが、抱卵マダイ72センチにニッコリ。抱卵8分ほどのマアジは翌日の食味が絶品。マダイもこの時期、上質な脂に甘味が出て極上となる。 (名古屋市名東区・川上始)
 午前5時、大王町の波切漁港で車から降りると思わぬ強風と寒さで身体が震えた。「今日、出られるの」と3人とも戦意喪失気味のところに「泰生丸」の船頭夫婦が到着した。「こんな風、大王じゃ普通よ」と、5時半に出港した。
 港を出ると、予想以上の強風と波に船頭も「よ~吹いとるな」と、スローで走った。20分ほどで水深90メートルポイントにアンカーを入れるが、強風で船が安定せず3回も立て直した。
 6時半、釣り開始。仕掛けは船竿2・7メートル、小型電動リール、道糸PE4号、テンビン、オキアミ用ステンレスカゴ、オモリ120~150号、ハリス・フロロ5号全長10メートル、枝間2・5メートル、枝ス・フロロ5号40センチ、チヌ胴突(金)6号の吹き流し4本針。
 揺れと強風の船上ではカゴにオキアミを詰めるのも針に付けるのも一苦労だ。
 私は右舷トモから仕掛けを投入した。北寄りの風で道糸は右舷ミヨシの鬼頭順吉さん(68)の方に流されている。左舷トモの安藤茂さん(63)は強風で仕掛けを手前マツリさせて出遅れた。
 船頭の指示棚は80~75メートル。私は中間の78メートルで置き竿にした。竿先が船の揺れるリズムと違う動きをしている。素早く竿を持って聞き上げると、グイグイと竿先が引き込まれた。40センチほどの良型マアジをマイ玉網でキャッチした。
 2投目は追い食い狙いでトリプル。船頭が「昨日は100匹以上釣れたけど、トリプルはなかった」と、珍しく褒めてくれた。この日は活性が高く、期待が大きく膨らんできた。
 鬼頭さんも良型マアジを玉網に収めた。スタートでつまづいた安藤さんだが、マイ玉網で同サイズを取り込んでホッとした表情だ。
 私の竿先にアジのアタリが出て聞き上げた。リールを手巻きする、とゴンゴンと2匹目のアタリが伝わった。後ろから見ていた船頭が「タイか、やっと来たか」と言う。上針のマアジはマイ玉網で、下のマダイ43センチは安藤さんにサポートしてもらった。
 船酔い気味の鬼頭さんが、慎重に仕掛けを手繰り寄せると、海中に白い魚体が見えてきた。自分で玉網を入れ、婚姻色のマダイ72センチを取ってニンマリだ。
 10時前、鬼頭さんが船酔いでダウンした。安藤さんも船酔い気味で、強風に仕掛けを取られて諦めムード。それでも太ったゴマサバ42センチを抜き上げていた。
 私はこの日のパターンがつかめ、ダブル狙いで数を稼ぐ。仕掛けを83メートルまで落とし、まき餌を振って3メートル巻き上げる。道糸PEのカラー80メートルをリールまで巻き込んで最後のまき餌を出し、置き竿とした。すると即、アタリが出た。
 ゆっくりと聞き上げて追い食いさせる。ダブルだったが、マイ玉網と安藤さんの玉網を使って取り込んだ。船頭から「正午の沖上がりまでに100匹行くか?」と聞かれたが、一向に収まらない強風に11時半でギブアップした。
 3人の釣果は35~43センチのマアジ72匹、27~72センチのマダイ3匹、42センチのゴマサバ1匹だった。仕立料金3人まで3万円、氷付き、オキアミ有料。(問)泰生丸=(電)0599(72)1318