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船宿訪問

須崎港「稲荷丸」森一徳船長に聞く 静岡県下田市

2019年05月08日

船で船長とツーショット。今日の須崎港は晴天で気持ちい~

 みなさん、こんにちは!「第2代アングラーズアイドル」のそらなさゆりです。私が「東京中日スポーツ船蝶会」の船宿さんを訪問する毎月第2水曜日の連載「そらなさゆりがおじゃましま~す」の第21回は静岡県下田市須崎港「稲荷丸」の森一徳(もり・かずのり)船長(55)。イサキ、メダイ、マダイ、キンメ、カジキなど、南伊豆のさまざまなおいしい魚をターゲットととし、餌釣りのほかルアーも受け付けています。ベルベットボイスがステキな船長にいろいろ質問してみました。

◆サラリーマンから転身 操業40年の船宿2代目

 そらな 生まれも須崎ですか?
 森一徳船長 いいえ、生まれは静岡県内だけど富士宮市。富士山の根っこです。中学生の時に下田市に引っ越してきました。奥さんがここの娘だったので自分は婿養子として家に入ったんですよ。遊漁船の船宿としては2代目で、操業は40年くらい前かな~
 そらな おかみさんと結婚される前から釣り師だったんでしょうね。
 森船長 それが全然ですよ(笑)。27歳で婿入りして、その前はサラリーマンです。
 そらな 最初は船酔いとかも?
 森船長 そこは割と大丈夫でした。前職が薬の卸業だったので薬は飲んでましたけど(笑)。2、3年義理の父に修行して、途中から独り立ちして2隻出しになったんです。
 そらな 休日は何をされてますか?
 森船長 お客さんがいない時は漁師の仕事をしています。漁にも出られないシケの日は本当の休日で何もしない、休息してます(笑)。
 そらな 地元のオススメスポットを教えてください。
 森船長 須崎は爪木崎まで遊歩道が整備されていて海岸線を見ながらハイキングコースとして楽しめますよ。ただ結構距離があるので本気で歩く覚悟が必要ですね(笑)。1、2月にはスイセンが咲き誇るので有名ですよ。恵比須島には古くからの地層があって「伊豆石」として有名。NHK「ブラタモリ」でも紹介されましたし。犬の散歩でたまに行ったりしてます。
 そらな 散歩にはもってこいですね。ところで今の時季の釣りものは何ですか?
 森船長 イサキやマダイです。お客さんいわく、この辺りの魚は脂のノリや臭みがなくて、おいしいって。俺は、よその魚をあまり食べないのでよく分からないんだけど。
 そらな お子さんはいらっしゃるんですか?
 森船長 男ばかりの3人。もう大きいですよ。上から29、24、22歳。誰も船に乗っていない。一応、下の2人は船舶免許を持っているけどね…。長男は中学の教師、真ん中が保育士、一番下が消防士。
 そらな 船長としては誰か跡を継いでほしいでしょうね。
 森船長 ウーン、何とも言えない。正直ここ数年、お客さんも減っているしね…。ここの港も釣り船がだいぶ少なくなってきたから。
 そらな お客さんの層は変わりましたか?
 森船長 本来は女性が増えて、お客さんの層が若返るといいんでしょうけど、それができないから減っているんでしょうね。年取ると、ここまで来るのだけでも大変ですからね。
 そらな ルアーもやってらっしゃいますね。
 森船長 はい、やっています。でも、伊豆半島はルアー釣りのお客さん少ないです。磯釣りの人は多い。大会があると、すごい人数が集まります。
 そらな 釣りものの変化はありますか?
 森船長 海は、ここ2、3年変わってきてるね。去年は下田に全くワラサが来なかった。その前の年は通常、深くても水深70メートルくらいが、90メートルだったりしたり。回遊の仕方が変わったんですかね…。キンメの時によく交じってきたタチモドキも3年くらい見なくなった。反対にバラムツは増えてますね。
 そらな 最後に読者のみなさまにメッセージをお願いします。
 森船長 5月からは陽気もよくなってナギの日も多く好条件。マダイやイサキを狙うにもいいシーズンなので、ぜひ須崎に釣りに来てほしいですね。GWも過ぎたら、道も空くと思うので(笑)お待ちしています。
<船宿メモ> 稲荷丸=(電)0558(22)5097。イサキ、マダイ、メダイ、カサゴ、深場キンメなど各種へ。ルアー釣りも受け付け。素泊まりOK。
<交通> 車が便利。東京方面からは東名厚木IC~小田原厚木道路、真鶴道路を経由し国道135号で下田へ。柿崎交差点を左折、道なりに進むと須崎港に出る。無料駐車場完備。沼津ICから天城峠経由で下田へのルートもあり。
<取材後記> 船長の第一印象は、すごくいい声だなということ!インタビュー中は何回も気になっちゃて…(笑)。ぜひその美声を船上のアナウンスで聞いてみたいです。カラオケもお上手なんでしょうね。そしてHPの説明が丁寧に書いてあったので、船に乗っても優しく教えてもらえそう。南伊豆に女性や若い釣り人を送り込めるように私も頑張って南伊豆の良さを発信しなければと痛感しました。

「いらっしゃいませ!」。こちらが稲荷丸さんです