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船宿訪問

大瀬港・秀丸、山本正晃船長に聞く 静岡県南伊豆町

2019年09月11日

船の前で船長とツーショット。東京は雨でしたが南伊豆は快晴。太陽がまぶし~

 みなさん、こんにちは!「第2代アングラーズアイドル」のそらなさゆりです。私が「東京中日スポーツ船蝶会」の船宿さんを訪問する毎月第2水曜日の連載「そらなさゆりがおじゃましま~す」の第25回は静岡県南伊豆町・大瀬港「秀丸(ひでまる)」へ。新島沖のブランドキンメやアコウなど深場狙いを得意とするのが山本正晃船長(41)。南伊豆の真っ青な海をバックにいろいろなお話を伺いました。

◆釣果に満足して感謝されると船長冥利だね

 そらな 船長は、おいくつなんですか?
 山本正晃船長 もう41歳になりました。本厄ですよ。厄払いしたのに、先日ギックリ腰を経験。お客さんが入っていたので出船し、ちょうどギックリ腰の苦労話をしていたら、モロコが食っちゃった。お客さんたちにお願いしてギャフ打ちしてもらいました。あの痛さには参った!
 そらな 船宿の創業は?
 船長 おやじが平成元年に始めたから、31年目。俺は2代目で、24歳から船に乗っているから17年目。焼津の水産高校を卒業後は漁船関係の専門学校へ。そこを出てからカツオ船に乗ってました。4年後に実家に戻っておやじに遊漁船の仕事を教わった。
 そらな 船宿を継ぐ気持ちは早くからあったんですか?
 船長 小学校のころから、そうなるんだろうなぁと思っていた。海が好きだったしね。学校の自由研究も魚をテーマにしたものだったし。大きい漁船に乗りたい気持ちもあったけどね。
 そらな 7年前に急逝された父の幸雄さんは「南伊豆の幸兄ぃ(さちあにぃ)」として、とても有名な方だったとか。
 船長 とにかく豪快な人だった。仕事の面は厳しかったけど、家の中では優しかったですよ。深海釣りを、はやらせた人だし、尊敬する面もたくさんあった。とにかくお酒が好きで毎日飲んでいたね。反対に俺は、たしなむ程度だけど(笑)

◆愛妻家だった先代、船の名前に妻の名

 そらな 船宿の名前の由来を教えてください。
 船長 母が「秀子」なので、おやじがそこから取って付けたんです。
 そらな え~そうなんですか。お父さまは愛妻家だったんですね。ステキな話です。ところで船長の釣り歴は?
 船長 元々釣りは好き。小学生のころから岸壁で竿を出してた。おやじが船宿始める前に乗っていた「忠兵衛丸」で銭洲遠征に行ったり。俺が中学の時は神子元島周りでワラサがすごく釣れていたので、それを狙ったり。当時のタックルは大きくて今とは全然違うね。
 そらな お客さんはどういった方が?
 船長 深場が主だから、うちは常連さんが多いね。夏なんかはイサキ釣りで初心者の人も来るけど。
 そらな 今のターゲットは?
 船長 石廊崎沖のスルメ、深場はキンメ、中深場はオニカサゴ。リクエストで泳がせのモロコやマハタ…。季節によってアカムツ、イサキやマダイ、ワラサも狙うよ。
 そらな 食べるのが好きな魚は?
 船長 クロマグロかな。それも赤身がいいね、さっぱりしてて。キンメとかは食い飽きたから(笑)。
 そらな ぜいたくですね~(笑)。船長をやっていてよかったなと思うことがあれば聞かせてください。
 船長 うーん。最近だと6月にマダイの大会があって、常連さんが6・55キロの大ダイを仕留めて優勝したことかな。すごく感謝されて、うれしかったですね~。船長冥利(みょうり)につきます。
 そらな キンメのおいしい食べ方を教えてください。
 船長 キンメは1年中釣れるけど、暑い時季は、やっぱりお刺し身。皮をあぶるのがオススメ。ぽん酢がピッタリだよ。寒いときは、しゃぶしゃぶや鍋だね。
 そらな 休みの日は何をされているんですか?
 船長 映画見ながら、いろんな魚の仕掛け作りやってる。キンメでも、いろんな仕掛けがあるからね。プロレスも好きだけど、なかなか観戦には行けてない。あとは時間があると、いろんな所へ出掛けますよ。
 そらな 好きな言葉を教えてください。
 船長 水産学校の校訓だった「質実剛健」かな。飾り気が無く堅実に真っすぐで強いって意味。
 そらな 独身だそうですが、婚活などは?
 船長 母は何も言わないけど、まわりからそろそろ結婚しろって言われますよ。土日が仕事なので、なかなか機会がなくて…。でも独身主義ではないから、いい人が現れたら自然の流れで結婚したい。

◆一式レンタルあり、一生懸命、釣らせます

 そらな 読者のみなさまにメッセージをお願いします。
 船長 キンメやアコウ、オニカサゴなど南伊豆ならではのターゲットがあるので、ぜひ挑戦しに来てほしいです。道具がなくても仕掛けから竿まで一式レンタルでそろうので大丈夫ですよ。一生懸命、釣らせます!
<取材後記> とても穏やかな船長さんで、好きな言葉「質実剛健」の通りの方でした。真逆のタイプという(?)先代にもお目にかかっておきたかったですね。釣りものも、おいしい魚ばかり。南伊豆の海の豊かさを感じます。レンタルタックルもそろっているので気軽に深場にも挑戦できそう。私はモロコ釣りを教えてもらいたいです! 船長、もうギックリ腰は大丈夫ですよね?(笑)
<船宿メモ> 秀丸=(電)0558(65)1203。乗合料金はキンメ・アコウの場合、1万9440~2万1600円。狙う場所や人数で変わる。他魚種についてはHPを参照するか、予約時に確認を。
<交通> 車が便利。東名高速・厚木IC~小田原厚木道路~真鶴道路を経由、国道135号で下田方面へ。伊豆急下田駅を過ぎたら、道なりに136号、県道16号経由で石廊崎方面へ向かうと大瀬港。船着き場に無料駐車場完備。