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【岐阜】長良川・郡上・長良川中央
2017年5月25日(中日スポーツ紙面より)

長良川 遅上りでも型はいいぞ

 長良川への天然遡上は今季、河口堰での初確認が2月27日と昨年より12日遅く、4月中もスローペースに終始した。確認数が20万匹を超えたのは5月4日。昨年より14日遅かった。ところが、ここから急伸。5月17日には早くも昨年の70万2000匹を追い抜き、21日には100万匹の大台に突入した。しかも遅上りの魚は小型化するといわれるが、長良川漁協(岐阜市)によると「今年は昨年より型がいい」という。これには流域の各漁協もホッと胸をなで下ろしている。

郡上 相戸で5月2日初確認

 郡上漁協(郡上市)管内への天然アユ到達状況も、遡上急伸ぶりを物語っていた。相戸えん堤で初確認されたのは5月2日。早上りだった昨年も4月末だったから、ほとんど変わらなかった。これには漁協も「上りだしが遅かった割に、よくこんなに早く」と驚いていた。好遡上による資源量増大こそが、好漁年への第一歩。期待は高まるばかりだ。同漁協の放流量は1万6000キロ。すべて県魚苗センター産で、海産系F1が1万2000キロ、阿木川ダム湖産4000キロとなっている。阿木川ダム湖産のうち、注目の「戻し交配系」は1000キロで、残りがF15。「戻し交配系」は吉田川の町裏、本流の白鳥に入れられている。7月23日の中ス杯予選「郡上杯」は「世界農業遺産登録を記念して盛大に開催したい」と漁協。一般の部のほかに若者の部、女性の部、外国人の部が設けられるという。

長良川中央 爆釣スタートか板取川

 5月27日に解禁を早めた長良川中央漁協(美濃市)は、板取川でのロケットスタートを狙う。センター産1万1840キロの内訳は、阿木川ダム湖産1000キロ、あとは海産系F1。阿木川ダム湖産は「戻し交配系」とF15が半々の割合で、すべて板取川に投入した。ほかにF1も2700キロ入っている。放流開始は4月13日。河口堰がゲートの全開操作をした4月18日の出水が唯一気がかりだったが、その影響もなかったようだ。それは5月20日の成育調査にも表れていた。板取川5地点で実施された有志8人による実釣1時間の結果は90匹。各地点での最長寸は17~19.5センチだった。これには小林浩也参事も「このまま無事に行ってくれれば、いい結果が期待できそう」と自信を深めている。

いよいよあのキャッチの瞬間が味わえる(昨年6月1日、板取川・上牧橋下流で)

いよいよあのキャッチの瞬間が味わえる(昨年6月1日、板取川・上牧橋下流で)