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【岐阜】飛騨川・益田川

2019年5月29日(中日スポーツ紙面より)

飛騨川 今年も湖産先行放流

 アユ王国・岐阜で今年もロケットスタートを決める可能性の高い漁協といえば、飛騨川漁協(白川町)だろう。放流戦略を180度見直した昨年は注目のシーズンだった。それまで岐阜県魚苗センター(以下、センター)の海産F1を先に、湖産を後に入れていた順序を逆にし、湖産の先行放流に切り替えたのだ。理由はあった。一昨年の解禁に釣れたアユの検体を調べた結果、湖産メインに掛かっていたことが判明したのだ。闘争心の違いで湖産が先に釣れてくる以上、湖産を先に放して成長させた方が得策との判断だった。

 案の定、これはズバリ的中した。「昨年の出だしは近年になく釣れました。白川の解禁日は何と平均40匹前後。さすがに7月の豪雨の影響で後半は伸びませんでしたが、湖産先行放流の効果はありました」。こう振り返るのは安江博文参事だ。今年も同じ放流戦略で臨むだけに、水況にさえ恵まれれば、解禁から快進撃が続くはずとの期待は高まる。

 今年の放流量は昨年より327キロ増の1万1327キロ。このうち6000キロは湖産で4月20日~5月18日に放流済み。5327キロのF1は5月7日から放流を始め、6月上旬にほぼ終了するとしている。今年も6月7日には地元の東白川小の児童を対象に、成育調査を兼ねた「友釣り教室」を開催する。

益田川 湖産は遡上物が主

 益田川漁協(下呂市)にも食指が動く。昨年は解禁を1週遅らせることで開幕ダッシュに成功した。「一昨年は湖産の放流遅延もあって解禁までに川が出来上がらず、7月後半から一気に出てくるチグハグな展開。その反省を踏まえ、昨年は遅らせたのです。7月の豪雨以後はペースダウンしましたが、満を持して開けたのは正解でした」と桂川豊参事。今年も昨年と同じタイミングでの解禁だけに楽しみだ。

 放流量8500キロのうち、メインの湖産は5500キロで遡上物主体にそろえたいとしている。残りの3000キロはセンター海産F1で、うち1000キロは後期放流分に回す。専用区で注目は小坂地区の益田川本流。昨年まで500~600メートルだった区間を旧岩崎橋~栃洞橋上流の約3キロに延伸する。萩原地区の専用区は今年、朝霧橋~萩原大橋の3キロ区間となっている。