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#1 仁村徹さん(2軍監督)ー現在の中日は甘い!?「ファンの人も選手を育てようと思ったら、厳しい環境にも参加してもらう必要がある…」

2021/7/1

仁村徹2軍監督

 球団公式サイト「ドラゴンズ情報」の新連載「竜OB、元気です!」。中日球団に在籍するドラゴンズOBが現役時代の思い出や、現在の仕事のことなどを語ります。第1回は仁村徹2軍監督(59)です。
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 今季2軍が好調なのは、みんなが元気でやってくれているのが一番の要因でしょうね。けがをしなくなって、出たらある程度結果を出せるようになってきているので。勝負しているなあという感じがだいぶ出てきました。

◆「人に恵まれたんでしょうね」 -野球人生の参考-

 自分が現役時代に参考にしていた選手は、バッティングの技術はやはり落合(博満)さん。できることが全然違っていたので、衝撃でしたよね。こんなに差があったのかというくらい差があったのでね。見て盗もうとしても、自分には、ほぼほぼできないんですね。でも、構え遅れないとか、一球一球タイミングを取るとか、その集中力はできることだったのでね。まずはできることをやろうとしていました。守備は宇野(勝)さんをよく見ていましたね。
 人に恵まれたんでしょうね、僕が携わったすべての監督が参考になっています。劇的なのは高校(埼玉県・上尾高)のときの監督さん(故・野本喜一郎さん)ですかね。(投手として)上からのコントロールが悪くて下にして、最後はサイドにして。そのときの、野球がうまくなって、思ったところに投げられるというコントロールを教えてくれたのは高校の監督さんだったんで。大学(東洋大)の監督さんは、人生の教訓みたいな、厳しい勝ち負けより大事なことがあると教えていただいて。
 星野(仙一)さんは星野さんで。怒るのも真剣に怒ってるんだか、鼓舞してるんだか、分かんないような、少しドラマみたいなね。みんな怖いって言いますけど。僕には、すごく優しい監督やなあとしか見えなかったので。人間味のある、情のある、本当に野球好きで。選手が好きでっていう監督さんでした。

◆「選手が何を考えているかを一番に」 -今の選手を見て-

 2軍を指導していて、ドラフト1位で良い選手が入ってきて、責任はあるけど、教えていておもしろいですね。技術的にはすごい子ばっかりなんで。ただ、あとは努力する才能まではなかなか持ち合わせてないので。いろんな人を見て勉強して、いろんなことを今のうちにここで教わって、将来役に立ってくれればいいですね。
 今の選手を見ていて頼もしいのは、大先輩や偉大な選手と勝負するときに、物おじせずに、逆に楽しいと思って緊張しないところですね。われわれのころは、圧倒されちゃうところがあったので。
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